こども園の歯科検診で歯並びがチェックされた方へ

 前歯の生え変わり前の歯科検診での歯並びチェックで引っかかることが多いのは、「反対咬合」と「開口」です。3歳~小学校低学年くらいまででしたら、トレーニングと簡単な装置の装着で、治るかもしれません。当院では保険のみで行う方法と保険+装置(自費)での方法をご案内しております。装置を使う場合は3万円いただいております。初期費用のみです。それで改善しない場合は、矯正医を紹介させていただきます。

開口

 開口は「普段の癖」で引き起こされている可能性が高いです。悪習癖を改善することで、治る可能性が高いです

反対咬合

 反対咬合(受け口)は、永久歯の萌出で数%の確率で正常になりますが、大半は反対咬合のままになります。小さいうちなら、簡単な装置+トレーニングにより、改善が見込めます。将来、矯正をする必要がなくなるとは限りませんが、矯正を行う際にも期間が短くなり、手術などがいらなくなる可能性もあります。ぜひ、行ってほしい治療です。


早めに始めることが有効です。ご相談ください。当院ではR6年から、積極的にMFTを導入しています。

※当院で行っているのは矯正分野での「一期治療」「初期治療」「予備矯正」の中でも簡単な症例のみです。大人の矯正や永久歯での矯正は行っておりません。

保険のみ

 ご家庭でトレーニングにより、歯並びの改善を図ります。保護者での協力が大事になります。トレーニング方法を指導します。

保険+自費

 トレーニング+装置を使って、より効率的に「開口」「反対咬合」を改善します。トレーニングは必須です

矯正医へ紹介

 より、きれいな並びを求めたり、手に負えない場合は紹介します。当院で半年~1年で改善しない場合は紹介させていただきます。